財団からのお知らせ

「黙殺された『日本文学史』」(角地幸男 『新潮』7月号)

2025.6.22 / 

文芸誌『新潮』7月号に、角地幸男のドナルド・キーンについての評論「黙殺された『日本文学史』~ドナルド・キーンの代表作を検証する」が掲載されました。

タイトルの後の説明には、

”全十八巻にもなるこの労作は、長年あまりに無視されてきた。読みどころの紹介とともに、著者の目論見を探る。”

とあります。

とても読み応えのある評論で、正論だと思います。確かにドナルド・キーンの大作『日本文学史』は、普通に読んでも大変面白い文学史であるにもかかわらず、あまり語られることもなく読まれることもないように感じます。

是非角地氏のこのドナルド・キーン論をご一読いただければ幸いです。