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六代目中村歌右衛門のこと

2026.2.2 / 

今晩(2月2日)のNHKのテレビ番組、映像の世紀「人間国宝 女形を生きた男たち 歌右衛門・玉三郎・雀右衛門・美への執念」に感動しました。

私は文楽時代にそのうちのお一人、六代目中村歌右衛門と計15日間(15回と言ってもよいだろう)くらいご一緒の舞台に出演したことがありました。

それは私にとって今となっては大変な記念碑かもしれません。

そのうちの写真に残されています。1980年10月15日、東大寺の大仏殿で落慶法要のため妹背山女庭訓の道行が歌舞伎で奉納されたときでした。文楽座が特別出演し私も三味線弾きとして参加させていただき、あの名優六代目歌右衛門と舞台をご一緒させていただきました。

写真の、四人の三味線弾きの一番右が私です。

六代目歌右衛門は橘姫でした。お三輪と求女はどなただったか忘れました。

あれから55年も経ったと思うと感無量です。夢のようです。