ホノルル四日目は、かなり盛りだくさんで忙しい一日でした。
まず最初に朝かなり早く出発して、パールハーバーのアリゾナ記念館を見学に行きました。早く行って並ばないと入るのに時間がかかるとの情報がありましたので、早くホテルを出て大正解でした。
見学者は相当多かったと思いますが、アメリカ人の白人がほとんどだったと思います。日本人は日本語のできる引率者に連れられた数人の団体客が、2,3グループあった程度でした。
記念館は、真珠湾攻撃によって撃沈され海の底に沈んでいる戦艦アリゾナの上に建てられている。そこまではボートに乗って行くのである。
記念館の中には、命を落とした1102名のお名前が刻まれていました。私は敬虔な祈りを捧げました。
帰りの船からは戦艦ミズーリから出ているように見える美しい虹を見ることができました。
陸上に戻ると真珠湾攻撃の資料や写真が展示されていてあらためて戦争の悲惨さを体感する思いでした。
父ドナルド・キーンと二度もハワイに来ているのに、私が望んだにもかかわらず、父は戦時中の話しをあまりしたがらなかったこと、パールハーバーなど爪痕が残るところに来ようとしなかったことの理由が理解できるように思いました。
父へのお土産として、父が喜んでくれるかどうか分かりませんが退役軍人の帽子を買いました。