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室瀬先生のボストン美術館でのご講演(6月28日)

2025.7.23 / 

父ドナルド・キーンの仏壇を作って下さるほど父と親しかった蒔絵の人間国宝・室瀬和美先生がボストン美術館(MFA)で漆についての講演をなさいました。6月28日のことでした。

ボストン美術館は歴史のある美術館で岡倉天心が在籍したり、素晴らしい日本美術を多く所有していることでも有名です。父も親しい教え子が学芸員をしているなどなにかと大変ご縁があり、大好きな美術館のひとつでした。

室瀬先生の講演は素晴らしかったと、通訳をしたポートランド州立大学のコミンズ先生夫妻からもご報告がありました。また父の親友で、アメリカでもっとも古いJapan Societyである、ボストンのJapan Societyの理事長を長らくつとめられたPeter Grilli(ピーター・グリッリ)からも同様な報告をいただきました。

写真は、室瀬先生、コミンズ先生、ピーターからそれぞれ送っていただいたものを使わせていただきます。

ボストン美術館ではゴッホ展を開催していたようですね。

ボストン美術館でドナルド・キーンを撮った写真があるはずなのですが、見付からないのでサンフランシスコの美術館で撮った写真をご紹介させていただきます。父は埴輪が好きでした。