5月24日(土)午後4時半に、父のコロンビア大学の教え子で、来日中の元ジャーナリストフレデリック・カタヤマと渋谷で会いました。
父にとって、教え子と言っても友達に等しいくらいに親しい間柄でしたから、奥様ともども親しくしさせていただきました。父亡き後も私も親しくさせていただいています。
この日も私の知らない父のことをお聞きするなど、楽しい楽しいひと時でした。父と親しかった詩人で翻訳者の古田草一さんは、フレッドのおじさんに当たります。古田さんのニューヨークのお宅で、詩人の大岡信さんと父がご一緒している時に、若き日のフレッドが同席したという羨ましいお話しもうかがいました。なにしろ楽しくて非常に有意義な時間でした。
『詩と自由とアメリカと(ある在米詩人のメモワール)』(古田草一著、清流出版、1996年)ではドナルド・キーンが序文を寄せていますし、いかに古田さんと父が親しかったかを知ることが出来ます。