今回の世田谷文学館の展示においても特別にコーナーが設けてある、父の親友だった原芳男さんの娘さんが12月27日午後4時頃に展示を見に来てくださいました。
いろいろ楽しくお話しをうかがっているうちに新事実の発見もありとても嬉しく思いました。
その日娘さんが身に着けていらした赤と黒のマフラーとブローチは、父がプレゼントしたものだそうです。(写真の通りです)
いつもらったかは毎年もらっていたので不明とのことでした。ブローチはメトロポリタン歌劇場で父が買ったものだそうです。
プレゼントについて父が遺した言葉は、
「女の人のプレゼントは簡単ですが、男の人へのプレゼントは大変難しい!」
とのことだったそうです。
原さん一家に対して言うと娘さんにはブローチやマフラーなど簡単にその都度選んだようですが、息子さんには随分難渋したようでついに自身の著書を贈るようになったそうです。
父は自分の誕生日を祝ってもらうために原家に行く時にも、皆さんにプレゼントを持って行ったそうです。



