日々、ドナルド・キーンとともに

毎日ホールで「キーン誠己、父ドナルド・キーンを語る」その2(7月12日)

2022.7.15 / 

毎日ホールで「キーン誠己、父ドナルド・キーンを語る」のイベントのご報告、二回目です。

前回のご報告は、毎日新聞旅行の岡田健一さんと毎日文化センターの是川梨菜さんの写真によって構成させていただきました。今回の写真は元北区立中央図書館の大橋信夫さんによるものです。

前回も書かせていただきましたが、『おくのほそ道』の冒頭を古浄瑠璃風に作曲して弾き語りさせていただきました。父ドナルド・キーンの生誕100年を記念して父に捧げる意味も大いにありました。

演奏の前に、父との出会いのこと、父のために『おくのほそ道』を作曲し始めたこと、この日が4年ぶりの演奏だったことなどをお話しして、6分ほどの演奏をいたしました。久しぶりのお客様を前にしての演奏で緊張しっぱなしでした。次回は少し肩の力も抜けて緊張の度合いも少なくなるかもしれません。

その後、森忠彦さんと父のことを写真や映像も交えながらお話しさせていただきました。

父と私の写真は、森さんが撮影して下さったものですが、いい写真です。最後の写真は、森さんと私のツーショットです。

このような講演会を、また開催いたしますのでどうぞよろしくお願い致します。何度もご参加くださっているかたも多くおられて、とても嬉しく思います。

この日のことは、毎日新聞の英字版、The Mainichiの武市智菜実さんがとてもいい記事を書いてくださいました。

Donald Keene’s son’s music performance honors father who revived Japanese traditional play

https://mainichi.jp/english/articles/20220713/p2a/00m/0et/022000c