日々、ドナルド・キーンとともに

Jackie Robinson Day(4月15日はジャッキー・ロビンソン・デイ)

2023.4.23 / 

MLBに詳しくない私ですので間違いがありましたらごめんなさい。

しかし野球とは無縁でありそうなドナルド・キーンに少しだけ関係があるのでちょっとだけ書かせていただきます。

Jackie Robinson(Jack Roosevelt Robinson:1919~1972)は、1947年4月15日に黒人(アフリカ系アメリカ人)として、Brooklyn Dodgers(ブルックリンドジャース)でデビューし大活躍しました。

そしてアメリカでは、その4月15日をJackie Robinson Dayとしてジャッキー・ロビンソンを顕彰する日としていわばお祝いしているようだ。MLBの選手全員が背番号をジャッキー・ロビンソンと同じ42をつけるとか、などなど。

話しは変わるが昨年暮れにニューヨークに行った時、私はマンハッタンの中心地に所用で行った。いくつか用を足して最後の用の終わった後、地下から表に出ると、目の前にMLBのいろんなものを売っているかなり大きなショップが目に入った。時間もあるし、お土産に大谷翔平のTシャツも悪くなかろうと思い、その店に入った。大谷翔平のTシャツは直ぐに見つかったが、他にどんなものがあるかぐるぐる見て回った。或るところで物色していると私の目は線から点に変わった。

もうチームとしては存在しないBrooklyn Dodgersのスタジャンがあったからだ。

この辺間違いがあるかもしれないが、いろいろな経緯がありBrooklyn Dodgersは1957年になくなり、ロサンゼルスに移って現在のLA Dodgersになっている。

お店の人に聞いたところ、さすがニューヨーク、Brooklyn Dodgersのこういうものが売れるのだそうだ。

Brooklyn Dodgersのホームは、エベッツ・フィールド(Ebbets Field )だった。

ここでやっとドナルド・キーン先生がちょっとだけ登場します。

父は少年時代のことは自伝などでもあまり多くを語っていないが、かなり寂しくてつまらない日々を送っていた。スポーツは苦手だったが、そして野球もうまくなかったが少しはやったそうだ。それについては少し自伝でも触れている。年齢で言うと、想像だが8歳から10歳ころのうちのほんの短期間だったと思うが野球に興味を持ったことがあったそうだ。「エベッツ・フィールドに独りで5,6回は行ったでしょう。

エベッツ・フィールドには家からバスで10分くらいでした。」と言っていた。

ということで私は、父へのお土産にと、Brooklyn Dodgersのスタジャンと帽子を買って大事に持ち帰ったのだ。父がこのお土産を喜んだかどうか定かではないがスタジャンを着てお墓参りに行った。

結局私自身の一番のお土産になった。

因みにその後父が野球に興味を持ったことはないが、朝日新聞の取材で甲子園の高校野球を取材に行ったことがある。またなにかの会合で王貞治さんの隣だったことがあったそうだ。

Brooklyn Dodgers – Wikipedia

エベッツ・フィールド – Wikipedia

Ebbets Field – Wikipedia