ドナルド・キーンは、アメリカ、イギリス、日本の各大学、正確に数えたことはないのですがたぶん計10の大学くらいになるでしょうが、名誉博士号などを授与されたとき、それぞれの大学のガウンを式典で着ることがありました。
実際にそのガウンを下さるところは意外に少なくて、今私の手元にあるのはコロンビア大学、早稲田大学、東京外国語大学のみです。そのうち展示されたのは、コロンビア大学のガウンののみで、2013年の東京都北区の飛鳥山博物館、2022年の神奈川近代文学館、2023年の富山市の高志の国文学館などでした。
今年11月15日からの世田谷文学館におけるドナルド・キーン展でも皆様にお目にかける予定です。
そこで昨日9月2日にクリーニングからできてきたガウンを畳み直して一旦片付ける作業をしました。財団のスタッフの飯村桂子さんと私とでしました。